じゅうにらい
十二礼

それでは始めましょう。
両手を合わせて「ナマンダブツ」と3回言い、
その次に両手を合わせたまま、
礼をします。

きん2回

けいしゅてんにんしょくぎょう
稽首天人所恭敬 *ここは僧侶のみ

あみだせんりょうぞくそん
阿弥陀仙両足尊 *ここから全員で

ざいひみめうあんらっこく
在彼微妙安楽国

むりょうぶっししゅういねう
無量仏子衆囲繞

こんじきしんじょうにょせんのう
金色身浄如山王

しゃまたぎょうにょぞうぶ
奢摩他行如象歩

りょうもくじょうにゃくしょうれんげ
両目浄若青蓮華

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

めんぜんえんじょうにょまんがつ
面善円浄如満月

いこうゆうにょせんにちがつ
威光猶如千日月

しょうにょてんくくしら
声如天鼓倶翅羅

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

かんのうちょうだいかんちうじう
観音頂戴冠中住

しゅじゅめうそうほうしょうごん
種種妙相宝荘厳

のうぶくげどうまけうまん
能伏外道魔驕慢

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

むびむくこうしょうじょう
無比無垢広清浄

しょうとくけうけつにょこくう
衆徳皎潔如虚空

しょさりやくとくじざい
所作利益得自在

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

じっぽうみょうもんぼさつしゅ
十方名聞菩薩衆

むりょうしょまじょうさんだん
無量諸魔常讃歎

いしょしゅじょうがんりきじう
為諸衆生願力住

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

こんたいほうけんちしょうけ
金底宝間池生華

ぜんごんしょじょうめうだいざ
善根所成妙台座

おひざじょうにょせんのう
於彼座上如山王

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

じっぽうしょらいしょぶっし
十方所来諸仏子

けんげんじんずうしあんらく
顕現神通至安楽

せんごうそんげんしょくぎょう
瞻仰尊顔常恭敬

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

しょうむじょうむがとう
諸有無常無我等

やくにょすいがつでんようろ
亦如水月電影露

いしゅせっぽうむみょうじ
為衆説法無名字

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

ひそんぶっせつむあくみょう
彼尊仏刹無悪名

やくむにょにんあくどうふ
亦無女人悪道怖

しゅにんししんきょうひそん
衆人至心敬彼尊

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

ひそんむりょうほうべんきょう
彼尊無量方便境

むうしょしゅあくちしき
無有諸趣悪知識

おうじょうふたいしぼだい
往生不退至菩提

こがちょうらいみだそん
故我頂礼弥陀尊

がせつひそんくどくじ
我説彼尊功徳事

しゅぜんむへんにょかいすい
衆善無辺如海水

しょぎゃくぜんごんしょうじょうしゃ
所獲善根清浄者 *ゆっくり

えせしゅじょうしょうひこく
回施衆生生彼国 *ゆっくり

きん1回

なーまーんーだーぶー
南無阿弥陀仏 *ここは僧侶のみ

なーまーんーだーぶー
南無阿弥陀仏 *ここから全員で

なーまーんーだーぶー
南無阿弥陀仏

なーまーんーだーぶー
南無阿弥陀仏

なーまーんーだーぶー
南無阿弥陀仏

なーまーんーだーぶー
南無阿弥陀仏

きん1回

がんにしくどく
願以此功徳 *ここは僧侶のみ

びょうどうせーいーっさい
平等施一切 *ここから全員で

どうほつぼうだいしん
同発菩提心

おうじょうあんらっこー
往生安楽国
*「往(おう)」に合わせてきん1回。
「安(あん)」に合わせて弱めにきん1回。
「国(こく)」に合わせてきん1回。
合計3回。

両手を合わせて「ナマンダブツ」と3回言い、
その次に両手を合わせたまま、
礼をします。
これで終わりです。